新専門医制度について三原じゅんこ議員の国会質問
昨日の参議院厚労委員会で三原じゅんこ議員( 三原 じゅん子 (Junco Mihara) )が、新専門医制度について質問しました。 http://www.webtv.sangiin.go.jp/webtv/index.php
基幹病院の認定基準の緩和や女性医師への対応について、厚労省の担当者が答弁しました。オープンに議論し、コンセンサスを形成するのは、とてもいいことです。そのためにご尽力いただいた三原議員に心より感謝申し上げます。
新専門医制度の問題は大学教授と厚労省だけの閉鎖的な環境で議論がすすみ、研修する若手医師や地域の医療関係者の意向が一切省みられていないこと。および情報開示がなされていないことです。
以下のデータは、友人から頂いた内科学会の資料をベースに作成したものです。大学病院では担当できる患者数が少なく、十分な研修ができない可能性があります。
この資料こそ、医学部生や若手医師に開示すべきです。ところが、これは関係者にだけ渡され、彼らは蚊帳の外です。
この資料を作成した神戸大の永江君は、当初、都内の有名病院での研修を希望していましたが、仙台厚生病院に志望を替えました。情報開示することで、医師の遍在を緩和できる可能性を示しています。