プレスリリース
本日プレスリリースいたしました。
製薬企業からの医師への謝礼等の提供の実態
主要な癌診療ガイドラインの委員に対する製薬企業からの謝金等(原稿執筆料、講演料、コンサルタント費等)の提供を解析した研究を発表
255名の著者に3億7,800万円の支払い
・ 製薬企業が公表しているデータを基に、2016年度に各社から医師個人に支払われた金額を
集計し、日本の主要な6つの癌診療ガイドライン委員に提供された金額を解析しました。 ・ 326名の委員のうち, 255名(78.2%)は謝金等の受け取りがありました。計3,947件、
3億7,800万円にのぼり、受け取った金額の平均は116万円で、17名が550万円以上 (5万ドル) を受け取っていました。
乳癌ガイドラインのみが個人ごとに、関連する企業名を公表していました。 ・ 本研究結果は2019年4月26日(米国時間) にJAMA Network Open誌(米国医師会会誌 オープ
ンアクセス誌)に論文として掲載されました。
詳細につきましては、以下プレスリリース及び論文をご覧いただければ幸いです。
プレスリリースはこちら ↓ https://bit.ly/2E75c07
該当論文はこちら ↓
掲載雑誌:JAMA Network Open誌 論文題目:Evaluation of Pharmaceutical Company Payments and Conflict of Interest
Disclosures Among Oncology Clinical Practice Guideline Authors in Japan 掲載日:2019年4月26日 URL:https://bit.ly/2VmTrgG PubMed:https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/31026027