top of page

プレスリリース

製薬企業からの医師への謝礼等の提供の実態

MRSA感染症診療ガイドラインの委員に対する

製薬企業からの謝金を解析した研究を発表

24名の著者に7,400万円の支払い 委員に製薬企業の社員

  • 製薬企業が公表しているデータを基に、2016年度に各社から医師個人に支払われた金額を集計し、2017年MRSA感染症の治療ガイドライン委員に提供された金額を解析。

  • 24名の委員のうち, 22名(91.7%)は謝金等の受け取りがあり、計7,400万円にのぼった。受け取った金額の一人当たりの中央値は151万円。主にMRSA薬を製造している5社が全体の約4割にあたる2,900万円を委員に支払った。24名の委員の他にこれらの製薬企業から4名の社員が協力委員として参加していた。

  • 本研究結果は2019年8月8日(米国時間) にClinical Microbiology and Infection誌(欧州臨床微生物感染症学会誌)に掲載された。

論文題目:Financial Ties between Authors of the Clinical Practice Guidelines and Pharmaceutical Companies: an example from Japan

掲載日:2019年8月8日

著者: 齋藤宏章1、谷悠太2、尾崎章彦2、澤野豊明3、嶋田裕記4、山本佳奈2、谷本哲也2

  1. 仙台厚生病院 消化器センター

  2. 医療ガバナンス研究所

  3. 南相馬市立総合病院 外科

  4. 南相馬市立総合病院 脳神経外科

お問い合わせ先

特定非営利活動法人 医療ガバナンス研究所事務局

Tel: 03-6455-7401/Fax:03-3441-7505

e-mail: payment.for.docs@gmail.com

bottom of page