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プレスリリース

  • 小坂真琴
  • 2020年7月25日
  • 読了時間: 1分

在宅医療を受ける患者の救急搬送は多くが入院となっている 特に医療従事者が判断した場合にはほぼ全例が入院 福井市・オレンジホームケアクリニックでの後ろ向き観察研究

背景と方法 ・在宅診療中の不要な緊急搬送は、患者や家族、医療者にとって負担となる。 ・2018 年から2019 年に、在宅診療中に救急搬送になった63 症例(63件)について、その経緯(誰が搬送を判断したか)と転帰(入院/帰宅/死亡)を調査した。 ・今回、緊急搬送後にそのまま帰宅となるケースを不要な緊急搬送と定義した。

考察と今後の対策など ・救急搬送となった患者の多くは実際に入院しており、救急搬送要請の判断は概ね適切であり、特に医療従事者の判断は、職種・状況に関わらず適切だった。 ・今後は、患者本人や家族が搬送の必要性について医療従事者に確認しやすいような体制を作ることを目標とするとともに、医療者に連絡する際の障壁などを明らかにすることを目指していく。

論文のURL:http://bit.do/fGNYS

掲載誌:Medicine 掲載日:2020 年7 月17 日

【お問い合わせ】 オレンジホームケアクリニック(福井市田原1-2-20) 担当者:増永、宮武 TEL:0776-21-3333 FAX:0776-21-3353 E-mail:info@orangeclinic.jp

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