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インターン 金田侑大

Vol.22203 “コロナ留年”の議論から逃げないことの重要性 2022/10/5

『 コロナ留年は、私が当初抱いていた懸念の通り、これは東京大学だけの問題ではなくなってきました。悲しい事実として、医療系の国家資格である医師、看護師、介護福祉士等の国家試験において、本試験と同等の質や量を担保する試験問題を短期間で作成するのは困難だとして、コロナ感染者に対する追試験等は実施されていないというのが現状です。国はコロナ対策として強制隔離や入院措置、水際対策などを、感染症法に基づいて講じるにもかかわらず、それによって脅かされる学生の機会が保障されないことは、とても大きな問題であると感じます。


 大学の成績はブラックボックス(異議申し立てを行った後で減点)です。 “東大コロナ留年問題(コロナで重症化し追試措置無く、留年)“で声を上げることで自分に不利益が生じてしまうかもしれない状況で、立ち上がることは大変勇気のいることです。一体これまでに何人の学生が、光の当たらないところで不当な成績評価を受けてきてしまったのでしょうか。他人事として目を背ければうまくいく。そのような”ことなかれ主義“が蔓延してしまっているのが、今の日本の大学です。東大が世界で高い評価を受ける大学であり続けるためにも、杉浦さんが今回勇気を出して立ち上がったことを、内部で揉み消し、なかったことにしてしまうようなことは、決してあってはならないと思います。


 政府の意向を伺いながら、大学の動向を伺いながら行う学問は、決して学問ではありません。真にアカデミックフリーな環境は、学生と大学が、共同してつくるものです。それを実現するためにも、コロナ留年問題に関して、現在署名活動を発起させていただいております。』

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学生の学ぶ場を守ろう! 〜東大はコロナ留年生と対話の場を〜

この署名活動は、コロナ感染学生への対応の見直しと改善の取り組みを、東京大学教養学部・文部科学省にお願いするためのものです。

10月早いタイミングで文部科学省に提出に伺いたいと思っております。署名は1分で完了し、それが公に公開されることはございません。何卒お力添えのほど、よろしくお願いいたします。

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