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理事長 上昌広
【コメント】【東京五輪】「思いつきで恐怖あおるな!」分科会・尾身会長の無観客提言を…同業者がバッサリ 2021/6/19
「今、危険になっているのは空気感染。これは英国医師会誌の社説でも書かれていて、世界の医学会のコンセンサスなんです。たとえば『ダイヤモンド・プリンセス号』で隣の部屋の人が感染した、大型バスで後方の席から運転手が感染したというのは濃厚接触者ではないんですよ。しかし、尾身さんはマイクロ飛沫や濃厚接触ばかりに偏っています。話になりませんよ」
「空気感染とはいえ、屋外ではリスクはほぼゼロになります。1メートル程度距離を保って静かに観戦すれば問題ありません。ただし、屋内となれば話は別。屋内では(選手、関係者、観客)全員がその日の検査で陰性でなければ感染リスクが高まります。それが世界最先端の臨床研究なんですが(分科会は)そういったものを無視して、思いつきのモデル研究だけでやっているんです」
「感染の多くが空気感染。離れてもかかることが分かったんですね。そしたらバブル方式なんて意味がなく、できないんです。空気感染が起こるんだったら、ホテルのスタッフから出入りする業者から全員がワクチンを打たないといけません。空気感染が起こるならバブル方式は太刀打ちできないんです」
「今のままでは世界中から『これでやっていいのか』という声が上るのは当然」
「昨年同様、6月半ばから感染者が増えつつありますので、ピークは7、8月になると思うんです。熱中症の問題もありますので、開催を2か月程度延期すべきではないでしょうか」
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