臨床医学の英語論文に取り組もう! オンライン谷本勉強会 第二期生募集
医療ガバナンス研究所研究員・内科医 谷本哲也
臨床医学に関する生涯学習の一環として、有志とともに英語論文に取り組む活動を2012年より毎週続けています。通称、谷本勉強会と呼ばれています。日中の診療業務が終わった夜間に行っており、早いもので今年10年目に入りました。
今回2021年前期の第一期コースに引き続き、第二期コースの半年間にわたるオンライン勉強会の開講を企画しました。NEJMやランセットなどに掲載された論文について議論するレターを出したり、症例報告や臨床研究を論文にまとめたりすることが主な目的です。海外の臨床医学専門誌での掲載を目指し、遠隔学習に一緒に取り組む仲間を募集します。
参加の目安は、医学英語論文が全く初めての初級者から、発表経験が多少ある中級者程度の方となります。臨床医学論文の基本的な読み方、書き方を学び、さまざまな講師の講義も受けながら、英語での執筆、発表などに挑戦する機会を提供できればと思います。専門や所属、年代は問いませんので、下記の募集要項をご確認の上、ご応募くだされば幸いです。
【定員】 若干名(選考の上決定させて頂きます。応募者多数の場合は第三期コース以降のご案内になる場合があります。)
【日程】 2021年11月8日から4月25日まで全22回の予定、毎週月曜日22時から23時(祝日は除く)のオンライン勉強会(Zoomを利用)および執筆の進捗度に応じた個別相談を適宜実施します。
【受講料】 半年間の受講終了後、お気持ちの額を医療ガバナンス研究所への寄付としてお願いさせて頂きます。
【対象】 下記3点を全て満たす医師・医学生など ・臨床医学の英文専門誌(NEJM、ランセット、JAMAなど)を読んで議論ができる。 ・医学英語での執筆、投稿に取り組む意欲と時間がある。 ・受講期間中、継続して勉強会に参加できる。
【応募締め切り】 2021年10月24日(日)必着(選考結果は10月末ごろにご連絡します。)
【応募方法】 略歴(400字以内)、興味のある臨床医学のテーマ・抱負に関するエッセイ(800字以内)、発表論文一覧(ある場合)を作成し、下記の電子メール宛先まで送付をお願いいたします。 tanimotolectures@gmail.com
【参考資料】 谷本哲也著:生涯論文—忙しい臨床医でもできる英語論文アクセプトまでの道のり(金芳堂、2019年4月刊) https://www.amazon.co.jp/gp/product/476531779X/ref=dbs_a_def_rwt_bibl_vppi_i1 論文一覧 https://www.ncbi.nlm.nih.gov/myncbi/tetsuya.tanimoto.1/bibliography/public/
https://www.researchgate.net/profile/Tetsuya-Tanimoto/research 紹介記事 http://coffeedoctors.jp/doctors/3405/ https://gentosha-go.com/articles/-/30948
【略歴】 1972年石川県生まれ、鳥取県育ち。鳥取県立米子東高等学校卒。 1997年九州大学医学部卒。 日本内科学会認定内科専門医、日本血液学会認定血液専門医・指導医 ナビタスクリニック川崎、ときわ会常磐病院、社会福祉法人尚徳福祉会、霞クリニック、株式会社エムネス、バイオニクス株式会社、特定非営利活動法人医療ガバナンス研究所。 他の著書に「知ってはいけない薬のカラクリ」(小学館、2019年4月刊)、「エキスパートが疑問に答えるワクチン診療入門」(金芳堂、2020年7月刊)がある。
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